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What's New 婚活ブログ: 2020年5月アーカイブ

「ミッドナイト・ガイズ」

2013年に公開された映画「ミッドナイト・ガイズ」

ずっと気になっていたのですが、やっと見ることができました。

アル・パチーノとクリストファー・ウォーケンが共演の割には、当時あまり話題とならず群馬県の映画館では上映されなかったので、どうなのかな?と思っていましたが、見てみるととても良い映画で、ゴッドファーザー・パート3やスカーフェイスへのオマージュと思われるシーンも存在しました。

28年もの刑期を終え出所したヴァル(アル・パチーノ)は古くからの仲間ドク(クリストファー・ウォーケン)に迎えられます。久しぶりの再会を喜ぶ二人。しかしドクは、ある理由により組織のボスから、翌日の午前10時までにヴァルを殺害するよう指示をされていたのです。

チャンスは何度もありましたが、友人であるヴァルを殺害する決断を、なかなかできないド
ク。やがてヴァルはドクが自分を殺害しようとしていることに気づきます。果たして二人はどのような決断を下すのか・・・・・。

男の友情と絆、家族愛など泣かせるシーンも数々あります。

カッコいいおじいちゃんが(当時アル・パチーノ73歳、クリストファー・ウォーケン70歳)バーで若い女性をナンパしようとしたり、高血圧や緑内障の薬を鼻から吸引したり、盗んだダッジ・チャレンジャーで老人ホームに入所している仲間を「救助」しに行くなど、ユーモラスを交えた演出で、これまでのアル・パチーノが演じてきたギャング映画、ゴッドファーザーやスカーフェィス、カリートの道、フェイクなどのシリアスな内容とは異なるトーンの映画です。

言わずと知れた名優アル・パチーノ。

そして、クリストファー・ウォーケンも、ロバート・デ・ニーロと共演したディア・ハンターでのロシアンルーレットのシーンでの鬼気迫る演技や、007、バットマン、ラストマン・スタンディングなどでの悪役等、存在感のある強い印象を残す名優です。

マイケル・マン監督の「ヒート」でのアル・パチーノとロバート・デ・ニーロと同じように、今作もアル・パチーノとクリストファー・ウォーケンという二人のベテラン俳優のそれまでの実績や経験が、共演することによる相乗効果で、映画をより面白くしています。

二人がダークスーツに着替え、敵のアジトへと乗り込むシーンは、スカーフェィスのトニー・モンタナ(アル・パチーノ)がチョークストライプのスーツ姿で大勢の敵と戦うシーンと同じくらいカッコよかったです。

そういえば、Netflixのアル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演しているマーティン・スコセッシ監督の「アイリッシュマン」も早く見なければ。


「サスペリア」

「決してひとりでは見ないでください」

子供の時見たホラー映画「サスペリア」。内容はほとんど覚えていませんが、キャッチコピーはいまだに記憶に残っています。

先日「Stay Home」で見たのは、2018年に公開されたリメイクの「サスペリア」

あのクエンティン・タランティーノ監督が今作を見て、その完成度に涙したと言われる映画です。

舞台は1977年のドイツ 西ベルリン。ベルリンの壁の脇に佇むマルコス・ダンス・カンパニーにアメリカからやってきたスージーが入団。しかしそこは表向きは舞踊団として運営されていますが、実際には魔女達が巣くう恐ろしい場所だったのです・・・・。

ホラー映画なので、かなりグロテスクなシーンもありますが、東西冷戦や左翼によるハイジャック事件といった、実際の当時における抑圧的な政治的背景の中に、ナチス・ドイツの犠牲となったユダヤ人や古くに行われていた魔女狩りといった虐げられた人々を描き、さらにそこに宗教や芸術的な要素も含めた複雑な内容となっているので、単純にホラー映画として分類することのできない映画となっていました。ラスト付近の壮絶なシーンには、おどろおどろしい曲でなく、トム・ヨークの穏やかで優雅な雰囲気のある曲を使用し、開放や救済と捉えられる結末となっているのです。

すごい映画を見てしまった感のある、デビット・クローネンバーグ監督作品風の、少し難解な映画でした。人により様々な解釈ができる内容だと思います。

主演のスージー役はドン・ジョンソンの娘ダコタ・ジョンソン。「ドクター・ストレンジ」のティルダ・スウィントンはカリスマ振付師のマダム・ブランと精神科医の老紳士ジョセフ・クレンペラー博士の二役を演じ、さらにもう一人の人物を演じています。特殊メイクにより同じ人物が演じているとは思えない役作りです。

監督は、男性同士の恋愛を描いた映画という「君の名前で僕を呼んで」で注目を浴びたイタリア人監督ルカ・グァダニーノ。

最近知ったのですが、ルカ・グァダニーノ監督は、現在まだ企画段階の「スカーフェイス」のリブート版映画の監督を務めるらしいのです。

「暗黒街の顔役」のリブートとして製作された「スカーフェイス」はブライアン・デ・パルマ監督によるアル・パチーノ主演の名作。

「君の名前で僕を呼んで」は見ていませんが、今作「サスペリア」のような作品をつくる監督が「スカーフェイス」をどのように仕上げるのか興味津々です。

実現することを願います。


「コンテイジョン」

「トラフィック」、「オーシャンズ」シリーズなどの、スティーブン・ソダーバーグ監督による2011年に公開された映画「コンテイジョン」。

ウイルスの世界的大流行(パンデミック)を描いたこの作品は、新型コロナウイルスによる現在の状況と、とても共通した点があり驚かされます。

香港、ロンドン、東京、ミネアポリス。謎の病により4名の死者が発生。その病の患者は徐々に世界各地へと拡散し、特に香港の九龍に集中していることから九龍が閉鎖されることに。後の調査で最初の死者4名全員、香港に滞在していたことが判明します。

WHO(世界保健機構)、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)、アメリカ各州の保健省などが調査に乗り出し、死亡した患者の検体を分析するとコウモリと豚に由来した新種のウイルスが発見されます。生物兵器の可能性もあるためアメリカ国土安全保障省やCIAも調査を開始。

ウイルスは、呼吸器感染とドアノブやエレベーターのボタンなどを触れることにより感染する媒介感染が疑われ、一人の人間から何人の人間が感染するかという「再生産率」が重要となり、外出せずに手をよく洗うことを推奨。

やがて学校や都市が封鎖され、感染者やその接触者の隔離。確証のないデマが拡散。急がれる困難なワクチン開発の過程。

マットデイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュードロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤールなど、豪華俳優陣が出演。

 

映画では、パニックに陥った人々がスーパーや薬局、銀行を襲撃する様子や、看護師がストライキを起こすなどの事柄が描かれていましたが、現実はそのような事態にはなっておらず、人々は冷静に行動し、医療従事者の方々は献身的に頑張っておられます。

しかし、ニュースを見ていると、外出自粛などによるストレスからと思われる人のトラブルが、一部で発生しているようです。

映画「コンテイジョン」は、今と似通った状況を客観的に見ることができる作品なので、鑑賞することにより、冷静さを取り戻すことができると思います。

そういえば、子供の時見た、小松左京さん原作、草刈正雄さん主演の映画「復活の日」もウイルスがテーマの作品でした。

これも見てみようかな。


テイクアウト

外出自粛が続く中、各飲食店が趣向を凝らしたテイクアウトメニューの発売を開始し、SNSなどで情報発信をしています。

飲食店ごとに、美味しそうなメニューがたくさんあり迷いますが、今回は太田市大原町(桐生伊勢崎線沿い)の「旬食イタリアン Milan」というお店の、肉料理とパスタが同時に楽しめるメニューを注文してみました。
パスタの種類は選べませんが、肉料理は豚生姜焼き、チキンガーリックステーキ、鶏の塩唐揚げ、鶏の照り焼きソースから好みの料理を選ぶことができます。

肉料理は豚生姜焼きとチキンガーリックステーキの2種類を注文。パスタはこの日はツナとわかめの和風でした。

付け合わせも焼き野菜などが添えられており、美味しくいただきました。

今回のコロナ騒動が起こる前からテイクアウト専門で営業していて利用しているのは、桐生市広沢町「味の弁天屋」の海鮮丼。新鮮な刺身と御飯が別盛りになっており、食べる時に自分でのせていただきます。マグロ丼や握り寿司、巻き寿司、総菜のげそ揚げなども美味しいです。

みどり市笠懸町阿左美「あらい焼きそば」の、ポテト、コーン、ウインナー入りの全部ミックスは、麺の量が500グラム以上ありボリューム満点です。どうしても歯に付着してしまう、青のりを振りかけるかどうかの確認もしてくれます。

以前CMで見て、どうしても飲んでみたくなりドライブスルーで購入した「マクドナルド」と「グリコ」がコラボした、期間限定シェイク「プッチンできないけど、プッチンプリンシェイク」も子供の頃から食べているプッチンプリンの味が良く再現されており、美味しかったです。

群馬県のホームぺージでも、県内各市町村ごとのテイクアウト可能な飲食店サイトをまとめたページ(https://www.pref.gunma.jp/07/ay01_00037.html)があるので、外出自粛疲れの息抜きに利用してみてはいかがでしょうか。


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