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What's New 2015年6月アーカイブ
「ジュリア」 復活
クルマ好きで有名な「松任谷 正隆さん」が、BS日テレの「おぎやはぎの愛車遍歴」と言う番組に出演されて、「アルファロメオのどこが好き?」と質問された際、「アルファロメオという言葉が好き」とおっしゃっていました。「アルファロメオ」という言葉の響きは、とても心地よいと思います。
かつて、アルファロメオには「ジュリエッタ」 「ジュリア」と言う名前のクルマが存在しました。
山川健一さんのエッセイ「快楽のアルファロメオ」には
「1962年ジュリエッタより一回り大きなボディとエンジンを持ったジュリアが発表された。ジュリエッタとは元々小さなジュリアという意味である。つまり、 この年小さなジュリアから、ジュリアが生まれたわけだ。 ジュリアは、ジュリエッタの姉でもあるだろうし、ジュリエッタが成長した美しい乙女の呼び名と取るのもなかなかにロマンティックである。」と言う一文が有ります。
しかし近年は75、164、155、145、156、147、156、166、159と言うように数字を並べただけの名前になってしまっていました。
その後、「ジュリエッタ」と言う名のクルマが数年前に復活しました。
そして「アルファロメオ」創立105周年に当たる、6月24日、ついに「ジュリエッタ」の姉である「ジュリア」と名乗るクルマが発表されました。
これで、「アルファロメオ」の歴史上重要な名前である「ジュリア」と「ジュリエッタ」と言う姉妹が復活したのです。
フィアット傘下になってからのアルファロメオは前輪駆動が中心となっていましたが、噂どおり、今回は後輪駆動へと回帰したようです。(四輪駆動も有るようです)
しかも、今回デビューした「ジュリア」のハイエンドモデルに搭載されたエンジンは、フェラーリチューニングの3リッターV型6気筒ターボで「510馬力」を誇り、「0~100km/h加速3.9秒」と言う速さだそうです。もちろんこのモデルのフロントフェンダーにはアルファロメオの高性能モデルの証である(クワドリフォリオ )四葉のクローバーが付いてます。
この性能なら、「BMW M3」を始めとする「ドイツ御三家」のDセグメント高性能モデルにも十分対抗できると思います。
願いは、ツーリングカーレースへの復帰でしょうか。
「マッドマックス 怒りのデスロード」
元警察官の「マックス」が、600馬力を誇るV8スーパーチャージャー付きエンジンを搭載したパトカー「インターセプター」を操り、愛する妻と子供の命を奪った、カワサキやホンダのオートバイに乗り犯罪を繰り返す「トーカッター」率いる集団に復讐を果たす様が描かれた「マッドマックス」が公開されたのは今から約36年前。
低予算でつくられたこの映画は、大ヒットして「マックス」を演じた無名の俳優「メル・ギブソン」はスターとなり、続編が2作品製作され、その独特な荒廃した世界観は、後の多くの映画やアニメ「北斗の拳」に影響を与えたと言われています。
そして、ついに4作目となる続編「マッドマックス 怒りのデスロード」が公開されました。
監督は、「マッドマックス」生みの親「ジョージ・ミラー」。マックスを演じるのは「ダークナイト ライジング」で「ベイン」を演じた「トム・ハーディ」
とても楽しめました。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は全体の約8割はカーアクションシーンでありながら、大味になっていないのが、凄いと思います。演出がしっかりしているからなのでしょう。
今作品には、「メル・ギブソン」は出演していませんが、1作目であの台詞「ザ・ナイトライダー。それが奴の名だ。ザ・ナイトライダー。夜空を見る度、奴の名を思い出せ」を述べた悪役「トーカッター」を演じた俳優が、今回は悪役「イモータン・ジョー」を演じているようです。
所々に、過去3作品のイメージが散りばめられていたので、それらを見てから行くと、より楽しめると思います。
「マッドマックス」公開時には、小中高学生位だったと思われる40代~50代のカップルや若いカップルの姿も多数有ったので、デートにも良いと思います。
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