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What's New 2020年9月アーカイブ

ランチ

桐生市本町に店を構えていた、イタリア政府公認でナポリに本部を置く『真のナポリピッツァ協会』認定という「ピッツェリア アンティモ」さんが桐生市錦町で移転オープンしたとのことなので、行ってみました。

店名も店主の名前がマキタさんなので「ピッツェリア・ダ・マキ」さんへと変更になったとfacebookに書いてありました。

桐生市を流れる渡良瀬川に架かる錦桜橋の側にある店舗は、以前あったステーキ屋さんの店舗を改装しており、外観はさほど変化していませんが、内装は大幅に変化していてステーキ屋さんの時と比べるとかなり広くなった印象で、明るく開放的でした。「アンティモ」さんの時同様、オープンキッチンで窯が見えます。

ランチはそれぞれ数種類あるピザかパスタのメインに、ドリンク、サラダとドリンク、前菜盛り合わせとドリンクが付く3種類のセット。

ディアボラというピザと、ながい名前だったので名称は忘れましたが、貝類がたくさん入ったリングイネ に、それぞれサラダとドリンクが付いたセットを注文しました。

先ず運ばれてきたサラダには、ボローニャソーセージが添えてあり野菜は新鮮でシャキシャキでした。

いよいよ焼き立てのピザが運ばれてきました。トマトソース、モッツァレラチーズ、バジル、辛いサラミが乗っており、生地も美味しかったです。

ピザが食べ終わる頃合いを見計らって運ばれてきたパスタには、ホタテ、ハマグリ、アサリ、ツブ貝、ムール貝、シジミなどたくさんの貝類が入っており、リングイネは食べ始め時には、ハードすぎるくらいのアルデンテでしたが、食べ進めるうちに程よいアルデンテに変化しました。ソースは優しい控えめな味わいで、素材本来の味を楽しめます。

ドリンクは、グレープフルーツジュースとピーチティーを注文。

入店時は時間が早かったので空いていましたが、帰る時になると席は満席に近い状態になってしまったので、予約をした方が良いと思います。 デートにもおすすめのお店です。


「TENET テネット」

待望のクリストファー・ノーラン監督の「TENET テネット」の上映が開始されました。

第三次世界大戦から人類を救うミッションを命じられた、名もなき男。未来では『時間の逆行』という装置が開発され、過去へ移動することが可能となっており、名もなき男は、未来からやってきた謎の敵と戦うこととなります。

この映画は『時間の逆行』がテーマとなっており、時間の順行と時間の逆行という時間軸が複雑に絡み合ったストーリーと映像で構成されており、一度見ただけでは、すべてを理解するのは難しい難解な映画だと感じました。

クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」は『夢』がテーマで、ターゲットの夢の中に入り込み、夢の中の夢、更にはその夢の中の夢にまでも侵入し、情報を抜き取ったり、植えつけたりする様子が描かれており、これも複雑な時間軸で構成されていますが、現実と夢の境界線が比較的明確だったので、何とか理解できたように感じましたが、「TENET テネット」は、時間の順行と時間の逆行の境界が曖昧なつくりとなっていたから難解なのだと思います。

スリリングなストーリー展開、不穏な気持ちにさせる音楽、今まで見たことのない『時間の逆行』を描いた映像などにより楽しむことができましたが、何とか理解しようとしながら鑑賞していたので、上映終了後はかなり疲れました。

主演はブラック・クランズマンのジョン・デヴィッド・ワシントン(デンゼル・ワシントンの息子)。悪役のセイターは、オリエント急行殺人事件でエルキュール・ポアロを演じ、年末公開予定のナイル殺人事件でもポアロを演じるケネス・ブラナー。セイターの妻キャット役は華麗なるギャツビー、コードネームUNCLEのエリザベス・デビッキ。ノーラン監督作品常連のマイケル・ケイン。そして主人公の相棒ニール役はロバート・パティンソン。

ロバート・パティンソンは来年公開予定の「ザ・バットマン」で若き日のブルース・ウェイン/バットマンを演じることとなっています。「ザ・バットマン」はフレンチコネクションやタクシードライバーに影響を受けたハードボイルドな作品になるとの噂で、キャットウーマン、リドラー、ペンギンなどのヴィランも登場するそうです。これも公開が楽しみな作品です。


「ミッドウェイ」

日米開戦の幕開けとなった1941年12月の連合艦隊司令長官 山本五十六率いる日本海軍の機動部隊は、ハワイ パールハーバー(真珠湾)奇襲攻撃により大きな 戦果をあげたものの、1942年6月のミッドウェイ海戦においてはアメリカ太平洋艦隊司令長官 チェスター・ニミッツ率いるアメリカ機動部隊の反撃により空母4隻を失う事態に陥り、この戦いが太平洋戦争における勝敗のターニングポイントとなったと言われているようです。

この一連の史実を「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督が約20年にも及ぶリサーチを経て完成させた映画「ミッドウェイ」

クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」は、太平洋戦争の硫黄島の戦いをアメリカと日本の双方の視点で、2本の映画で描いていましたが、今作「ミッドウェイ」は、1本の映画でそれに挑戦しているように思えました。「戦争に勝者はいない、両方とも敗者なんだ」と語るローランド・エメリッヒ監督は、ハリウッド映画なのでどうしてもアメリカ側に焦点を当てた内容ですが、日本を悪役とはせず、敬意を払った扱いとなっていました。日米それぞれの軍人たちが、お互いの家族や祖国を守るためという共通した想いから戦ったのだから平等に扱ったというのです。

戦艦大和、空母エンタープライズ、零戦などの戦闘機、爆撃機、潜水艦などが登場し迫力の戦闘を繰り広げます。日本の空母めがけて、船上からの砲弾を交わしながら空中から急降下し空母に衝突するギリギリの高度で爆弾を落とし急旋回するアメリカの急降下爆撃機ドーントレスの臨場感ある描写は驚きでした。

アメリカ側には、ハンソロ スター・ウォーズ・ストーリーのウッディ・ハレルソン、ダークナイトのアーロン・エッカート、日本側には、豊川悦司、浅野忠信、國村隼などの俳優陣が出演し実在の人物を演じています。

ハリウッド映画に日本の俳優が出演すると、なぜか嬉しいです。


「シチリアーノ 裏切りの美学」

メガホンを取った、マルコ・ベロッキオ監督はイタリアの巨匠と呼ばれる方のようで、その最高傑作と称される今作「シチリアーノ 裏切りの美学」は、事実に基づく物語で、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で主要6部門を受賞し、更にはカンヌ国際映画賞やアカデミー賞の国際映画部門に出品されるなどの功績を残している作品。

コーザ・ノストラと呼ばれる犯罪組織に忠誠を誓った男「トンマーゾ・ブシェッタ」は、名誉を守るために「血の掟」に背き政府に寝返ることに。彼の情報提供により起訴457人、有罪360人という実績を上げた歴史的裁判が始まる!

1980年代初頭のシチリアではパレルモ派とコルレオーネ派による権力闘争が激化しており、組織の最低限のルールも破られ、女性や子供までもが犠牲に。堕落したコーザ・ノストラに失望したパレルモ派の大物トンマーゾ・ブシェッタは、ブラジルに逃亡するもシチリアに残された家族が、仲間の裏切りによりコルレオーネ派に殺害されてしまいます。祖国に戻る決断が迫る中、ブラジルの警察により逮捕され、その後イタリアに送還されたブシェッタは、命も顧みずマフィア撲滅に執念を燃やすファルコーネ判事と出会い、やがて心を開くようになり犯罪組織撲滅に協力する決断をします。

ブシェッタの告発により逮捕された大勢のマフィア達から裁判で「裏切り者」と罵声を浴びせられる中、金や権力の為に、組織の秩序を守るためのルールや理念を破ったお前たちこそ「裏切り者」だと応戦するブシェッタ。果たして裁判の行方は・・・・・・。

主演のピエルフランチェスコ・ファヴィーノは「ボーダーライン ソルジャーズデイ」のステファノ・ソッリマ監督作品「暗黒街」ではマフィアと癒着した政治家を演じ、トムハンクス演じるロバート・ラングドン教授が活躍する「天使と悪魔」では、バチカン警察の刑事を演じていました。

「天使と悪魔」ではバチカン警察と、カラビニエリの車両として、更には「暗黒街」においては政府の車両としてアルファ・ロメオ159が登場していましたが、今作「シチリアーノ 裏切りの美学」ではアルファ・ロメオ75が登場していました。イタリアを舞台とした映画にはアルファ・ロメオの登場率が高いようです。

巨匠と呼ばれる監督の作品だけあって、「シチリアーノ 裏切りの美学」は上記のような娯楽性の高い作品とは異なり、一人の男の生き様や感情に迫った人間ドラマとなっていました。

イタリア情緒溢れる音楽の数々も良かったです。


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