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What's New 2023年11月アーカイブ
「首」北野武監督・最新作
戦国武将達の野望・裏切り・生きざまを描いた、登場人物が全員悪人という正に戦国時代版「アウトレイジ」といえる、北野武さん監督・脚本・編集・主演による最新映画「首」
シリアスでバイオレンスな空気感の中に、時たま織り交ぜる笑いを誘発させる演出のさじ加減が絶妙な「北野ワールド」炸裂です。
本作ではこの世界観に、「七人の侍」を始めとする黒澤明監督による一連の時代劇作品や、北野武監督自身が「ビートたけし」の名で俳優として出演している「戦場のメリークリスマス」「御法度」といった大島渚監督による作品のエッセンスをプラスしているように感じました。更には、得体のしれない異形の何かが登場するシーンもあり、デイヴィッド・リンチ監督やデヴィッド・クローネンバーグ監督の作品も思い浮かべてしまいました。
恐らく、確信犯的に賛否両論を呼ぶ作品に仕上げているように思います。
明智光秀の裏切りにより、織田信長を自害に追い込んだ事件「本能寺の変」
本作は、「本能寺の変」前後における信長を取り巻く武将や、各武将配下の人々の人間模様を描き、光秀をそそのかし謀反を起こさせた真の黒幕を暴いた、北野武監督によるオリジナルの解釈による物語。
いよいよクライマックスを迎えようとしている、NHKの大河ドラマ「どうする家康」では、「本能寺の変」における真の黒幕が家康と思わせる前振りをしながらも、結局、光秀単独犯として描かれていたので、比較して鑑賞すると面白いと思います。また、「首」と「どうする家康」は時代設定が被るので、信長、秀吉、家康、光秀等たくさんの同一の歴史上の人物を、それぞれ異なる俳優が演じており、それらのキャラクターを比較すると全く違う人物と言っても良いくらい描き方が異なっているのが印象的でした。
羽柴秀吉(ビートたけしさん)、織田信長(加瀬亮さん)、明智光秀(西島秀俊さん)、徳川家康(小林薫さん)、羽柴秀長(大森南朋さん)、黒田官兵衛(浅野忠信さん)、荒木村重(遠藤憲一さん)、千利休(岸部一徳さん)等を始め、豪華俳優陣が濃いキャラクターを演じています。
映画公開前に放送されていた、あるテレビ番組によると、カンヌ国際映画祭での上映後は5分以上にも及ぶスタンディングオベーションが沸き起こり、レッドカーペットではマーティン・スコセッシ監督やクエンティン・タランティーノ監督よりも、北野武監督に対しての歓声の方が大きかったと伝えられました。上映後の北野武監督会見シーンも紹介され、「世界的にこの映画は当たる。当たれば一儲け、嬉しい限りです。」と語っていました。たけし野節も健在です。
海が見えるレストランで夕食
桐生市から訪れた鎌倉ドライブ旅行の宿泊先に選んだのは、七里ヶ浜の高台に位置することから、全室オーシャンビューという鎌倉プリンスホテルさん。
部屋には大きな窓と小さいながらベランダも設置されており、相模湾に浮かぶ江の島、そして富士山が一望でき、夕方には海に沈む太陽の位置により刻々と表情を変える絶景を堪能できました。
いよいよ、お楽しみの夕食です。
ホテルからの徒歩圏内の海沿いには、イタリアンのアマルフィイさん、カレーの珊瑚礁さん、朝食にはパンケーキのBillsさん、ハワイアンのPacific DRIVE-INさん等を始め、気になるお店がたくさんありましたが、今回は夕食と朝食付きの宿泊プランで予約したので、ホテル内のレストラン「ル・トリアノン」さんでコース料理をいただきました。
窓側の席に案内していただき、日没の海を眺めながら食事のスタート。
☆ 前菜盛り合わせ
スモークサーモン・アボガド・パンドエピス
パテ ド カンパーニュ
柿とクリームチーズの生ハム巻き
☆ パン
☆ スープ
カリフラワーのポタージュorミネストローネ
カリフラワーのポタージュを、お願いしました
☆ メイン一皿目
鯛のソテー きのこと香草バター 空心菜
☆メイン二皿目
牛フィレ肉のソテー フォンドボーとグリーンマスタードソース。
☆ デザート
洋梨のパルフェ ベリーソース
☆ ドリンク
コーヒー、紅茶、ハーブティー
全体的に、素材の味わいを生かした上品な味付けの料理でした。
ゆったりとした落ち着いた雰囲気の空間で、美味しい食事を楽しむ事ができ大満足です。
食後はホテル周辺を散策。
江の島をライトアップした光が、紺碧の海を照らしていました。
海無し県民、湘南で「しらす丼」ランチ
「鎌倉よ何故♪」という、サザンオールスターズの原由子さんが歌う「鎌倉物語」が流れるユニクロさんのCMを見て海が見たくなり急遽、鎌倉方面へ出かけてきました。
「海無し県」の群馬県人が憧れの海に行く場合、新潟か茨城が定番でしたが、平成27年に圏央道の鶴ヶ島JCT~茅ヶ崎JCT区間が開通してからは神奈川県の湘南付近にも群馬ナンバーの車が多く出没するようになったと、以前「秘密のケンミンSHOW」で放送されていましたが、この日は平日だった為なのか、周りは湘南ナンバーや横浜ナンバーのクルマばかりで、群馬ナンバーのクルマはアウェイ感が漂っているように感じたのは、きっと気のせいです。
午前11時位に桐生市を出発し江の島付近に到着したのは午後2時頃。ランチには名物と思われる「しらす丼」を食べよう!という事で立ち寄ったのは、湘南の海沿いをドライブできる国道134号線沿いに店舗を構える「しらすや」さん。
しらす専門の網本が営むので美味しい鮮度抜群のしらすをいただけるという、行列ができる人気店のようです。この日も賑わっていたものの、ランチには少し遅い時間帯だったので10分ほど待っただけで入店できました。
メニューから選んだのは、生しらす、釜揚げしらす、更に1種類の選べる刺身が味わえる「3色丼」。3人で出かけたのですが、皆こちらのメニューに決定。日替わりと思われる選べる刺身は、この日ブリ・マグロ・カツオの3種。マグロ×2、カツオ×1を注文。
3色の具材の上には、しそと海苔も添えてあり華やかです。メインの丼ぶりの他に小鉢、自家製と思われる漬物、卵としらすが入った味噌汁がセットとなっており、生卵はオプションでお願いしました。
先ずはタレだけで少しいただき、次に味変で生卵をかけていただきます。全く生臭さのない新鮮な生しらす、優しい味わいのふっくらとした釜揚げしらす、マグロやカツオも美味しかったです。
美味しい「しらす丼」をいただいた後は、海沿いの国道134号線をドライブ。天候にも恵まれ様々な表情の海を満喫できました。車内にはサザンオールスターズの曲が流れていたのは、言うまでもありません。ベタすぎます。
江ノ電が走る姿も見る事ができました。七里ヶ浜沿いのコンビニで購入した「湘南海族焼き チップス」も美味しかったです。
「ゴジラ-1.0」鑑賞後は、華やかなストロベリードリンク
来年2024年には「ゴジラ」が誕生してから70年になるそうです。日本で制作された実写版「ゴジラ」映画としては30作目、前作からは7年ぶりの新作となる「ゴジラ-1.0」。早速観てきました。1作目の公開日と同じ11月3日に上映開始としたそうです。
監督・脚本・VFXを担当したのは山崎貴さん。ALWAYS 三丁目の夕日、永遠の0、海賊と呼ばれた男、ルパン三世 THE FIRST、アルキメデスの大戦 等を手掛けています。
主演の特攻隊の生き残り敷島浩一を演じるのは、妖怪大戦争、るろうに剣心等に出演の神木隆之介さん。
ヒロインの大石典子を演じたのは、アルキメデスの大戦、シン・仮面ライダーでもヒロインを演じた浜辺美波さん。
吉岡秀隆さん、佐々木蔵之介さん、安藤サクラさん、青木崇高さん等が脇を固めます。
太平洋戦争の敗戦による深い爪痕が残る我が日本。絶望や悲しみを乗り越え戦後復興に勤しむ人々を更なるどん底に陥れたのは、アメリカの水爆実験の影響により誕生したゴジラの日本襲来。
「無・ゼロから負・マイナスへ!」
連合国軍の指示により武装解除している日本。ゴジラ襲撃に対し、日本を占領していたアメリカは、ソ連との兼ね合いがあるため兵器の使用は出来ないから自国で対処しろとの通達。果たして日本の人々はどのような手段でゴジラに立ち向かうのか・・・・・?
前作「シン・ゴジラ」がとても優れた作品だったので、山崎貴監督は、かなりのプレッシャーの中での制作となったのではないかと思われますが、庵野さん樋口さんとはまた違った視点でゴジラ映画を構成し、「生」をテーマとしたと思われるストーリーで、登場人物の心理描写も丁寧に描いた感動的な作品に仕上がっていました。やはり「ゴジラ」映画は、ハリウッドの作品よりも日本の作品の方が優秀だと思います。
ゴジラの造形も素晴らしく、例の音楽と共にゴジラが現れるシーンには鳥肌が立ってしまいました。VFXによる下からゴジラを見上げる映像やゴジラのアップ、ゴジラが青白い光を放ちながら下から上へと徐々に背びれを逆立て放射線を口から吐き出すシーン等、迫力満点です。
「ゴジラ-1.0」鑑賞後に飲んだのは、クリスマスシーズンに向けてスタバから新発売された紅白の色合いが華やかな「ストロベリー メリークリーム フラペチーノ」
上部にはマスカルポーネ入りで、ほんのり酸味のあるホイップクリーム。ストロベリーパウダーとキラキラと輝くシルバーシュガーが振りかけてあります。バニラ風味のクリーミーなミルクと果肉入りのストロベリーソースが相性抜群でした。クリスマス第1弾との事なので、12月頃には第2弾もあるのかな。
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