月別 アーカイブ

カテゴリ

side_menu_title.jpg
初めて結婚相談室を利用するのですから、不安や疑問等を持つのは当然だと思います。無料の初回相談にて詳しくシステム等の説明をさせていただきます。

住所 : 〒376-0011
群馬県桐生市相生町5丁目536-1
ネプチューン2-A
地図を見る
QRコード

HOME > What's New > アーカイブ > 婚活ブログの最近のブログ記事

What's New 婚活ブログの最近のブログ記事

「首」北野武監督・最新作

戦国武将達の野望・裏切り・生きざまを描いた、登場人物が全員悪人という正に戦国時代版「アウトレイジ」といえる、北野武さん監督・脚本・編集・主演による最新映画「首」

シリアスでバイオレンスな空気感の中に、時たま織り交ぜる笑いを誘発させる演出のさじ加減が絶妙な「北野ワールド」炸裂です。

本作ではこの世界観に、「七人の侍」を始めとする黒澤明監督による一連の時代劇作品や、北野武監督自身が「ビートたけし」の名で俳優として出演している「戦場のメリークリスマス」「御法度」といった大島渚監督による作品のエッセンスをプラスしているように感じました。更には、得体のしれない異形の何かが登場するシーンもあり、デイヴィッド・リンチ監督やデヴィッド・クローネンバーグ監督の作品も思い浮かべてしまいました。

恐らく、確信犯的に賛否両論を呼ぶ作品に仕上げているように思います。

明智光秀の裏切りにより、織田信長を自害に追い込んだ事件「本能寺の変」

本作は、「本能寺の変」前後における信長を取り巻く武将や、各武将配下の人々の人間模様を描き、光秀をそそのかし謀反を起こさせた真の黒幕を暴いた、北野武監督によるオリジナルの解釈による物語。

いよいよクライマックスを迎えようとしている、NHKの大河ドラマ「どうする家康」では、「本能寺の変」における真の黒幕が家康と思わせる前振りをしながらも、結局、光秀単独犯として描かれていたので、比較して鑑賞すると面白いと思います。また、「首」と「どうする家康」は時代設定が被るので、信長、秀吉、家康、光秀等たくさんの同一の歴史上の人物を、それぞれ異なる俳優が演じており、それらのキャラクターを比較すると全く違う人物と言っても良いくらい描き方が異なっているのが印象的でした。

羽柴秀吉(ビートたけしさん)、織田信長(加瀬亮さん)、明智光秀(西島秀俊さん)、徳川家康(小林薫さん)、羽柴秀長(大森南朋さん)、黒田官兵衛(浅野忠信さん)、荒木村重(遠藤憲一さん)、千利休(岸部一徳さん)等を始め、豪華俳優陣が濃いキャラクターを演じています。

映画公開前に放送されていた、あるテレビ番組によると、カンヌ国際映画祭での上映後は5分以上にも及ぶスタンディングオベーションが沸き起こり、レッドカーペットではマーティン・スコセッシ監督やクエンティン・タランティーノ監督よりも、北野武監督に対しての歓声の方が大きかったと伝えられました。上映後の北野武監督会見シーンも紹介され、「世界的にこの映画は当たる。当たれば一儲け、嬉しい限りです。」と語っていました。たけし野節も健在です。


海が見えるレストランで夕食

桐生市から訪れた鎌倉ドライブ旅行の宿泊先に選んだのは、七里ヶ浜の高台に位置することから、全室オーシャンビューという鎌倉プリンスホテルさん。

部屋には大きな窓と小さいながらベランダも設置されており、相模湾に浮かぶ江の島、そして富士山が一望でき、夕方には海に沈む太陽の位置により刻々と表情を変える絶景を堪能できました。

いよいよ、お楽しみの夕食です。

ホテルからの徒歩圏内の海沿いには、イタリアンのアマルフィイさん、カレーの珊瑚礁さん、朝食にはパンケーキのBillsさん、ハワイアンのPacific DRIVE-INさん等を始め、気になるお店がたくさんありましたが、今回は夕食と朝食付きの宿泊プランで予約したので、ホテル内のレストラン「ル・トリアノン」さんでコース料理をいただきました。

窓側の席に案内していただき、日没の海を眺めながら食事のスタート。

☆ 前菜盛り合わせ

スモークサーモン・アボガド・パンドエピス

パテ ド カンパーニュ

柿とクリームチーズの生ハム巻き

☆ パン

☆ スープ

カリフラワーのポタージュorミネストローネ

カリフラワーのポタージュを、お願いしました

☆ メイン一皿目

鯛のソテー きのこと香草バター 空心菜

☆メイン二皿目

牛フィレ肉のソテー フォンドボーとグリーンマスタードソース。

☆ デザート

洋梨のパルフェ ベリーソース

☆ ドリンク

コーヒー、紅茶、ハーブティー

全体的に、素材の味わいを生かした上品な味付けの料理でした。

ゆったりとした落ち着いた雰囲気の空間で、美味しい食事を楽しむ事ができ大満足です。

食後はホテル周辺を散策。

江の島をライトアップした光が、紺碧の海を照らしていました。


海無し県民、湘南で「しらす丼」ランチ

「鎌倉よ何故♪」という、サザンオールスターズの原由子さんが歌う「鎌倉物語」が流れるユニクロさんのCMを見て海が見たくなり急遽、鎌倉方面へ出かけてきました。

「海無し県」の群馬県人が憧れの海に行く場合、新潟か茨城が定番でしたが、平成27年に圏央道の鶴ヶ島JCT~茅ヶ崎JCT区間が開通してからは神奈川県の湘南付近にも群馬ナンバーの車が多く出没するようになったと、以前「秘密のケンミンSHOW」で放送されていましたが、この日は平日だった為なのか、周りは湘南ナンバーや横浜ナンバーのクルマばかりで、群馬ナンバーのクルマはアウェイ感が漂っているように感じたのは、きっと気のせいです。

午前11時位に桐生市を出発し江の島付近に到着したのは午後2時頃。ランチには名物と思われる「しらす丼」を食べよう!という事で立ち寄ったのは、湘南の海沿いをドライブできる国道134号線沿いに店舗を構える「しらすや」さん。

しらす専門の網本が営むので美味しい鮮度抜群のしらすをいただけるという、行列ができる人気店のようです。この日も賑わっていたものの、ランチには少し遅い時間帯だったので10分ほど待っただけで入店できました。

メニューから選んだのは、生しらす、釜揚げしらす、更に1種類の選べる刺身が味わえる「3色丼」。3人で出かけたのですが、皆こちらのメニューに決定。日替わりと思われる選べる刺身は、この日ブリ・マグロ・カツオの3種。マグロ×2、カツオ×1を注文。

3色の具材の上には、しそと海苔も添えてあり華やかです。メインの丼ぶりの他に小鉢、自家製と思われる漬物、卵としらすが入った味噌汁がセットとなっており、生卵はオプションでお願いしました。

先ずはタレだけで少しいただき、次に味変で生卵をかけていただきます。全く生臭さのない新鮮な生しらす、優しい味わいのふっくらとした釜揚げしらす、マグロやカツオも美味しかったです。

美味しい「しらす丼」をいただいた後は、海沿いの国道134号線をドライブ。天候にも恵まれ様々な表情の海を満喫できました。車内にはサザンオールスターズの曲が流れていたのは、言うまでもありません。ベタすぎます。

江ノ電が走る姿も見る事ができました。七里ヶ浜沿いのコンビニで購入した「湘南海族焼き チップス」も美味しかったです。


「ゴジラ-1.0」鑑賞後は、華やかなストロベリードリンク

来年2024年には「ゴジラ」が誕生してから70年になるそうです。日本で制作された実写版「ゴジラ」映画としては30作目、前作からは7年ぶりの新作となる「ゴジラ-1.0」。早速観てきました。1作目の公開日と同じ11月3日に上映開始としたそうです。

監督・脚本・VFXを担当したのは山崎貴さん。ALWAYS 三丁目の夕日、永遠の0、海賊と呼ばれた男、ルパン三世 THE FIRST、アルキメデスの大戦 等を手掛けています。

主演の特攻隊の生き残り敷島浩一を演じるのは、妖怪大戦争、るろうに剣心等に出演の神木隆之介さん。

ヒロインの大石典子を演じたのは、アルキメデスの大戦、シン・仮面ライダーでもヒロインを演じた浜辺美波さん。

吉岡秀隆さん、佐々木蔵之介さん、安藤サクラさん、青木崇高さん等が脇を固めます。

太平洋戦争の敗戦による深い爪痕が残る我が日本。絶望や悲しみを乗り越え戦後復興に勤しむ人々を更なるどん底に陥れたのは、アメリカの水爆実験の影響により誕生したゴジラの日本襲来。

「無・ゼロから負・マイナスへ!」

連合国軍の指示により武装解除している日本。ゴジラ襲撃に対し、日本を占領していたアメリカは、ソ連との兼ね合いがあるため兵器の使用は出来ないから自国で対処しろとの通達。果たして日本の人々はどのような手段でゴジラに立ち向かうのか・・・・・?

前作「シン・ゴジラ」がとても優れた作品だったので、山崎貴監督は、かなりのプレッシャーの中での制作となったのではないかと思われますが、庵野さん樋口さんとはまた違った視点でゴジラ映画を構成し、「生」をテーマとしたと思われるストーリーで、登場人物の心理描写も丁寧に描いた感動的な作品に仕上がっていました。やはり「ゴジラ」映画は、ハリウッドの作品よりも日本の作品の方が優秀だと思います。

ゴジラの造形も素晴らしく、例の音楽と共にゴジラが現れるシーンには鳥肌が立ってしまいました。VFXによる下からゴジラを見上げる映像やゴジラのアップ、ゴジラが青白い光を放ちながら下から上へと徐々に背びれを逆立て放射線を口から吐き出すシーン等、迫力満点です。

「ゴジラ-1.0」鑑賞後に飲んだのは、クリスマスシーズンに向けてスタバから新発売された紅白の色合いが華やかな「ストロベリー メリークリーム フラペチーノ」

上部にはマスカルポーネ入りで、ほんのり酸味のあるホイップクリーム。ストロベリーパウダーとキラキラと輝くシルバーシュガーが振りかけてあります。バニラ風味のクリーミーなミルクと果肉入りのストロベリーソースが相性抜群でした。クリスマス第1弾との事なので、12月頃には第2弾もあるのかな。


わんぱくランチ「ハンバーグスパゲッティ」

かなり久しぶりに伺ったのは、桐生市広沢町の「ポモドーロ」さん。

国道50号の「マクドナルド50号桐生店」さん近くの広沢町3丁目交差点の信号を前橋方面から足利方面へ向かった場合、左折して少し進むと左側に位置します。

記憶が正しければ、平成の初期頃にOPENされたと思われます。

日当たりの良い明るくきれいな店内には、桐生市の観光大使「篠原涼子」さんのポスターが貼ってあります。

早速メニューを見てみると、パスタだけでも35種類位あります。その他、10種類のオムライス、5種類のカレーライス、5種類のハンバーグ、5種類のグラタン、5種類のドリア、4種類のピザ、3種類のリゾット、カチャトラ、ピラフ、サラダ、スープなど種類豊富です。

ミニオムライスとハーフパスタのセットや、2種のパスタが食べられるハーフ&ハーフパスタという嬉しいメニューもあります。

どのメニューにするかかなり迷い、特に気になったのは「カツレツミート」というカツの上にミートソースがかけてあるパスタと、「ハンバーグ スパゲッティ」というハンバーグとパスタを同時に食べられるメニューの2品。

「ハンバーグ スパゲッティ」に決定です。

他県と比較して量が多いといわれる「群馬サイズ」の「普通盛りでも大盛りなパスタ」の上には大きなハンバーグが鎮座しており、かなり「わんぱく」なメニューです。

肉肉しいハンバーグとトマトソースパスタの組み合わせは、濃厚なハンバーグの味わいをトマトソースのさっぱりとした酸味が中和して、とても良いバランスで美味しいです。

妻は「ポテトとツナのトマト味パスタ」を注文し、美味しいけれど量が多くて食べきれないと言うので、食べきれなかった分を私が食べました。

ボリューム満点な「ハンバーグ スパゲッティ」を食べた後に、更に妻の分も食べたので、お腹いっぱいです。

この日は夕食は抜きにしました。

ごちそうさまでした。

群馬の変わり種パスタは、老舗「シャンゴ」さんの、ミートソースパスタの上にトンカツが乗った「シャンゴ風パスタ」や、こちらも老舗の「ボンジョルノ」さんの、パスタの上にチキンカチャトラが乗った「チキンカッチャジョーネ」なども食べたことがあります。


「イコライザー THE FINAL」を鑑賞後は、怪しい真っ黒ドリンク

昼間はごく普通の仕事に就く善良な男 ロバート・マッコール。しかし、その正体は法や警察が介入できない不正や暴力に苦しむ人々を救ってきた、元CIAのトップエージェントであり、19秒で悪を裁く闇の仕事請負人。

アカデミー俳優 デンゼル・ワシントンが、主役の ロバート・マッコールを演じるシリーズ第3弾「イコライザー THE FINAL」

CIA エージェント役で、ダコタ・ファニング。デンゼル・ワシントンとは「マイ・ボディーガード」で共演したことがあります。

監督は、「リプレイスメント・キラー」、「エンド・オブ・ホワイトハウス」、「マグニフィセント・セブン」など数々のアクション映画を手掛けてきた アントワーン・フークア

結局、合計3回映画館へ足を運んでしまった「ジョンウィック・コンセクションズ」のアクションシーンは、全身が映る位の「引き」の映像で長回しが多かったのに対して、今作「イコライザー THE FINAL」は、「寄り」でカット割りの多い映像を多用しており、比較してみると面白いです。

イタリア・シチリアでの仕事で傷を負ったマッコールは、アマルフィ海岸沿いに位置する田舎町にたどり着きます。瀕死の状態のマッコールを救ったのは親切で心優しい町の住民達。傷を癒すためこの町で穏やかな生活を送るマッコールは、次第に引退してこの地で余生を過ごす事を思い描くようになります。しかし、町の住人達の生活を脅かすマフィアの存在を知ったマッコールは、イコライザーとしての仕事を再開するのです。19秒で仕事を終わらせる男は、今度は9秒でケリをつけます。

今作は、ほぼ全編イタリアが舞台となっており、アマルフィ、ナポリ、ローマなど各地で撮影が行われたとの事です。当然イタリア車も多数登場しており、アルファ ロメオは警察車両としてジュリア、ジュリエッタ、159、156、147等が登場。「跳ね馬」も数台出てきました。

ストーリー、アクション共にとても良く、風光明媚なイタリアの風景も楽しめる作品でした。

映画鑑賞後に飲んだのは、上部の白いホイップクリームの上にはイカ墨のような黒いソース。黒い液体の底には黄色い固形物という、怪しく謎な真っ黒ドリンク。

ハロウィーン商品としてスタバから新発売された「Booooo フラペチーノ」

黒いソースと黒い液体はキャラメル味。容器の底にはパンプキンプリン。

見た目に反して、優しい味わいの美味しいドリンクでしたが、カロリーが怖いです。


レトロな雰囲気のカフェでランチ

レトロな雰囲が漂う、桐生市役所近くの「カフェレストラン 観覧車」さん。

だいぶ以前に訪れた記憶があります。店内中央の天井付近に大きな幕のようなものが張られており間接照明なので、照明が落とし気味で、なんだか落ち着き居心地が良いです。

スパゲッティ、カレー、ドリア、グラタン、ハンバーグ、チキンソテー等、フードメニューも種類豊富です。

ランチメニューは、メイン、サラダ、ライス、ドリンクまでも付いて、ほぼすべてのメニューが3桁以内に収まる、良心的な価格設定です。

豊富なメニューから選んだのは、あまり他店では見たことがなく気になった「グラタン風照り焼きハンバーグ」と「チキンのチーズ焼きチリトマトソース」の二品。

二人で出かけたのでシェアしていただくことにしました。

サラダ、ライスが到着し、メインも運ばれてきました。

「グラタン風照り焼きハンバーグ」は、味噌のような風味もして和風な味わいでした。

「チキンのチーズ焼きチリトマトソース」は、淡泊なチキンにチーズ+ピリ辛なソースが良く合います。

食後は、選べるドリンクからブレンドコーヒーとアイスティーをお願いし、一息。

この日、店内には1980年代の「マイケル・ジャクソン」の「今夜はビート・イット」等、懐かしの曲が流れており、昭和後半から平成初期の店内の雰囲気に拍車を掛けていました。

昼12時前の入店時には既に二組のお客さんがおり、その後もお客さんが訪れ、ほぼ満席になってしまったのでランチは早めに訪れた方が良いと思われます。


パフェ・ケーキ・プリンアラモード

春から夏へと季節は移り変わり、フルーツの種類がおそらく変化しているだろうなと思い、4月に訪れてから4ヶ月ぶりの8月に桐生市から訪れたのは、高崎市連雀町の「Sweets & Bar THE 4TH」(スイーツ&バー ザ フォース)さん。

この日は、3人で出かけたので、アフタヌーンメニューから3種類のスイーツセットをいただいてきました。


☆ CAKE SET(本日のケーキ2種類&ドリンク付)

8種類ほどのケーキの中から選んだのは、国産ブルーベリータルトとガトーショコラ。綺麗に盛り付けてある一皿にはケーキの他にブドウ、チェリー、オレンジ、ピンクグレープフルーツなどのフルーツも添えられていました。

 

☆ THE4TH SET(シェフお任せの欲張りで贅沢な盛り合わせ&ドリンク付)

一皿で、ミニパフェ1種とケーキ3種が味わえるお得なセットです。この日は、マンゴーのミニパフェ、桃のタルト、バスク風チーズケーキ、シフォンケーキ。こちらにも、桃やブドウ、チェリーを始め、種類豊富なフルーツが盛り付けられていました。華やかなビジュアルも素晴らしいです。


☆ ASSIETTE DE DESSERT(本日の一皿&ドリンク付)

私が選んだのはプリンアラモードサンデー。PARFAIT SETの茨城産 青肉・赤肉メロンのパフェも、とても魅力的で迷いましたが、こちらに決断しました。透明なお皿には主役のプリンの他に、花びら状にカットしたマンゴー、メロン、チェリー、ブドウ、キウイ、桃、生クリームなどが盛り付けられています。プリンの下からはバニラアイスも登場しました。

ドリンクはアイスコーヒー、アイスティーを選択。

スタイリッシュな店内で、目でも舌でも楽しめる美味しいスイーツをいただき、とても満足感のある、ひと時を過ごせました。


「ジョン・ウィック:コンセクエンス」

アメリカでの公開から遅れること半年。ムビチケ購入特典である( コンチネンタルホテル ニューヨークのルームキーカード レプリカ)を手に入れ公開を待ち望んでいた、チャド・スタエルスキ監督による、キアヌ・リーブスが伝説の凄腕暗殺者ジョン・ウィックを演じる、シリーズ第4弾「ジョン・ウィック:コンセクエンス」の上映が開始されました。

あるサイトで、副題がHAGAKURE(葉隠)になるかもしれないとされていましたが、それは叶いませんでした。しかし武士道にも通じるような日本へのリスペクトが多数盛り込まれており、従来のスタイリッシュなアクションや色彩に加え、多くは語らずして登場人物たちの心理描写が映像により表現され、少ない台詞には重みがあり、ラストシーンもかなり感動的でした。予想を大幅に上回る良い作品だったので、もう1度映画館へ足を運ぼうと思います。

これまでの簡単な流れ。

ニューヨーク、ローマ、モロッコそして大阪などに展開する、暗殺者達の常宿「コンチネンタルホテル」には「ホテル内で仕事をしてはいけない」という掟があります。その掟を破りジョン(キアヌ・リーブス)は、今は亡き妻と2人で過ごした思い出の自宅を爆破した、裏社会を牛耳る主席連合(ハイテーブル)の幹部でありイタリアン・マフィアのドンでもあるサンティーノを報復のために、コンチネンタルホテル ニューヨーク内で暗殺してしまいます。その結果、主席連合の粛清対象となってしまったジョンは、世界中の暗殺者から命を狙われる身になってしまうのです。

そして、今作。

主席連合から送り込まれた数々の刺客達と戦ってきたジョンは自由を求め、ついに主席連合との全面戦争を決意します。それをサポートするのは、ジョンを擁護したことを理由に主席連合から狙われることになってしまったコンチネンタルホテル ニューヨーク支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)とコンシェルジュ シャロン(ランス・レディック)、ホームレスを装った犯罪組織を率いるキング(ローレンス・フィッシュバーン)。

一方、主席連合は、新たな刺客としてジョンの旧友でもある盲目の暗殺者ケインを、卑劣な手口で仲間に引き入れジョンの粛清を企てます。

その頃ジョンは、旧友である大阪コンチネンタルホテル支配人のシマヅの協力により、ホテル内に身を隠していましたが、そのことが主席連合の耳に入ってしまい、ケイン率いる主席連合の暗殺者達が大阪コンチネンタルホテルに大挙して攻め入るのです。果たしてジョンは主席連合を倒して自由の身になれるのか・・・・? ニューヨーク・大阪・ベルリン・パリなど世界各地で死闘が繰り広げられます。

この作品の見どころの1つは、様々なしがらみから戦わなければならいない状況に陥ってしまった旧友同士であるジョン、ケイン、シマヅという3人のキャラクターの、心の葛藤です。ジョンとシマヅは心の奥底ではケインと戦いたく無く、ケインもまた2人と戦いたくは無いのです。

大阪コンチネンタルホテル支配人 シマヅを演じるのは、アメリカを拠点に活躍する日本人俳優 真田広之。今作では「義を重んじる」重要な役柄で登場します。昨年公開のブラッド・ピット主演「ブレット・トレイン」でも、存在感のある演技を見せていました。

そして、明らかに座頭市の影響を受けていると思われる、盲目の暗殺者ケインを演じるのは、ブルース・リーの師匠イップ・マンを演じたこともある「宇宙最強の男」と呼ばれるドニー・イェン。

真田広之、ドニー・イェンという2人のアジア人アクション俳優が日本刀で戦うアクション、そして主役のジョンを演じるキアヌ・リーブスとドニー・イェンの銃を使用したアクションは、どちらのシーンも激渋でカッコ良かったです。

更に、ロンドンを拠点に活躍する日本人シンガー リナ・サワヤマが俳優として、大阪コンチネンタルホテルのコンシェルジュでありシマヅの娘であるアキラを演じ、キレのあるアクションを披露していました。

劇中の大阪のシーンは、大阪・道頓堀の街並みが映し出された後に大阪コンチネンタルホテルとされる建物の外観が映し出されるのですが、その建物は、なんと今年のゴールデンウイークに訪れた東京・六本木の国立新美術館だったのでとても驚きました。


映画「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」・ドラマ「VIVANT」

ミステリーの女王と言われるアガサ・クリスティ原作の「名探偵ポアロ」が活躍する小説を、ケネス・ブラナーが監督・主演を務めて映画化したシリーズ第3弾「ベネチアの亡霊」。

ベネチアで隠居生活を送っていたポアロは、知人である著名な女性ミステリー作家の誘いにより、ハロウィーンの夜に開催される、子供の亡霊が現れるという古い屋敷での降霊会に出席することとなります。亡霊の存在を信じないポアロは、霊媒師のトリックを見破ろうとしますが次々と怪奇現象が発生し、ついにはポアロ自身が命を狙われ、出席者が亡霊の仕業としか思えないショッキングな死を遂げることとなります。はたして犯人はこの屋敷に住みつく亡霊なのか、それとも降霊会に出席した人々の中の誰かなのか。ベネチアの朽ちた屋敷の中という密室での名探偵ポアロの推理が開始されます。

謎解きミステリーにホラー要素を加えた異色の作品の舞台が、謎めいて神秘的な夜のベネチアであることが功を成しており、より恐怖心を煽らせています。「ミッション・インポッシブル」の最新作での夜のベネチアのシーンもどこか妖しい雰囲気が漂っていて印象的でした。

降霊を行う霊媒師役を、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアジア系として史上初の、アカデミー賞主演女優賞を獲得したことが記憶に新しいミシェル・ヨーが演じていたのもとても良かったです。

1作目2作目の「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」は、1970年代に別の監督により映画化されていたので、子供の頃テレビ放映された際に見た記憶があり、多少の予備知識がある上で、ケネス・ブラナー版の鑑賞となりましたが、今作「ベネチアの亡霊」は、おそらく初の映画化なので全く展開がわからない状態での鑑賞となりました。「ハロウィーン・パーティ」という原作をアレンジしたストーリーになっているそうです。

謎解きと言えば、放映される都度に様々な考察がSNS上で展開される、TBSのテレビドラマ「VIVANT」が、いよいよ9月17日に最終回を迎えます。

物語に登場する、陸上自衛隊の精鋭隊員から構成される政府非公認の秘密情報部隊「別班」

2013年には、実際に国会で質疑が行われ、その存在が全面否定されたというエピソードを残すという「別班」に関して、最近のインタビューで、元防衛大臣の自民党衆議院議員 石破茂氏が「あるとも、ないとも言えない」と否定も肯定もしていない発言をしており、ドラマ最終話の展開も気になりますが、「別班」のことも気になります。


<<前のページへ1234567891011

« イベント情報 | メインページ | アーカイブ

このページのトップへ